30代から始めたお金に関する勉強記

お金に関する知識ゼロの30代飲食店従業員が、お金の勉強に奮闘するお話。

素人が手を出すのは危険!?FXの仕組みについて


こんにちは! (^ω^)


今回は
誰もが一度は大勝ちして一攫千金!な妄想をしたことがある、FXについて書いていきたいと思います!

…え、私だけ?笑


FXとは


FXとは、外国為替証拠金取引といい

外貨の値動きを利用し、買値と売値の利ざやを取る取引手法です。

つまり安くなったら買い、値上がりしたら売って差額で利益を取ろうということですね。


よくニュースで1ドル〇〇円だ~とか
円安だ~円高だ~と言われるのはドルを基準にした時の現在の円の価値のことを表しています。


FXのメリット


FXは「買い」と「売り」、いつでも両方の注文ができるので
世の中が不況であったとしても利益を出せる可能性があります。


例えば、ドルを取引する場合

これからドルの価値が上がる!と予想したなら
ドルを「買い」ます。
そして実際に上がったところで「売る」。

逆にドルの価値が下がると予想したら
まずはドルを「売る」。
そして実際に下がったところを「買い」戻します。


このように売り買いどちらの方向にも取引ができるので、
経済が落ち込んでいる時でも利益を出すチャンスがあるのですね。


そして
株の場合は取引できる時間が決まっていますが、
FXは24時間いつでも取引が可能です。

日本が夜でもどこかの国は昼で経済が動いていますからね。

逆に言えば睡眠時間を削られることになりかねませんが…笑


FXのデメリット


FXにはレバレッジというシステムが存在します。

(これはメリットでもあるのですが、今回の記事の便宜上デメリットに含めました。)

これは自分が持っているお金より、大きなお金で取引ができるシステムです。


これがあるおかげで少額からでも大きな取引にチャレンジできますが、
そもそもお金を借りて取引をしているようなものなので、損失を出した時に自分の資産以上の借金を抱えることになります。


そもそも負けるようにできている?


FXは、あくまで自分の資金を自国の通貨から外貨に変えているだけなので
市場に出ているお金の総量はトレーダーの皆さんの資金以上には増えません。

これはつまり
買った負けたというのは、もともとあるお金を、トレーダー同士で奪い合っているという状況なのです。

更に、取引には証券所を通して行わなければいけないので
その際に必ず手数料が発生します

つまり、取引すればするほど、市場のトータルのお金はどんどん減っていってしまうのです。

株式の場合は経済活動の結果で得た利益を、株主で分配しますが
FXの場合は結局胴元だけが儲かる宝〇じや、パチ〇コなどのギャンブルに近い性質なんですね。


一般的にFXは、長期的に見れば8~9割の人間が負ける。と言われていますが
こういったシステムがそうさせているのです。


まとめ


FXとは、そもそも負けやすいシステムになっているので
私たちのような一般の人間が手を出してもその道のプロにお金を献上するようなものなのですね。

結局妄想で考えるような、一攫千金の美味しい話はないんだぜ!なお話でした 笑



それではまた次回( ´Д`)ノ~